2013年9月15日(日)17:00開演(16:30開場)
江戸の藝を味わう シリーズ第9回
今回のテーマは「江戸の男と女〜色恋の果て、比翼塚〜」と何とも色っぽいテーマで実施しました。
【演目】
浄瑠璃「廓の仇夢」
講 談「天明白浪伝〜八百蔵吉五郎」
常磐津の「廓の仇夢」では、鳥取藩士・平井権八が父の同僚を殺害し江戸へ逃亡。吉原の花魁・小紫と馴染みになり金に困り辻斬り強盗を重ねる。権八は鈴ヶ森で処刑され、その後追い自害した小紫。美貌の若侍と名妓の悲恋物語。常磐津では平井権八が白井権八と名を変えて、脚色されています。
講談では天明白浪伝〜 (白浪とはかつて中国で盗賊を意味した白浪賊に由来し、義賊を表しています。) 両国広小路の掛け茶屋三吉野のお花と若旦那風の色男との恋のゆくえを気鋭の女流講談師・神田阿久鯉さんが語って下さいました。